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当院に寄せられるよくある質問にお答えいたします。
予防診療は、お口に関する病気を防ぐことを目指し、さまざまな処置を行います。
具体的には、歯石除去や歯磨き指導、フッ素塗布などが挙げられます。これらはすべての方に漫然と行うのではなく、その方のリスクの高低によってオーダーメイドすべきだと考えます。 そのためリスク診断が不可欠であり、検査が必要です。まずは総合的なお口の検査を受けましょう。
特に年齢的なくくりはありません。当院では、初めての歯が生え始める8ヶ月ごろから、すべて乳歯が抜ける中学校1年生くらいまでだと考えています。
虫歯になる要因は「歯の質」「虫歯菌」「糖の摂取」の三つです。このなかで歯の質に関しては、遺伝的素因もあります。
しかし虫歯になった理由の大部分は、後天的な環境に左右されると言われています。特に3歳までの「感染の窓」と言われている時期は、主に世話をしている方からの虫歯菌感染が関係しています。また、幼いうちは食生活の傾向が保護者と似るため「親の虫歯が多いと、子どもの虫歯も多くなる」と考えられます。
たいていの歯磨き粉にはフッ素が含まれており、それを歯に取り込ませる作用があるので、ぜひ使ってください。お子さまの場合は、できるだけ好きな味を探してあげて、長続きするよう頑張ってください。
歯並びの状態やお子さまの性格にもよりますが、5歳くらいから治療を始めることができると思います。
小児の矯正治療は、唇や舌、噛み方などの悪い癖を取り除くことを目的とするものも多くあり、これだけで噛み合わせを改善できるケースも多々あります。そのため、当院では取り外しのできないワイヤー装置(一つひとつの歯に器具を貼って針金を通す装置)を使うことはまれです。